不妊専門鍼灸院 銀のすずは
自然妊娠から体外受精までの方を専門でサポートしています。

女性生殖器の構造と機能を知ろう!


妊娠に直接的に関わっている器官は、卵巣、卵管、子宮です。
生まれる前から卵子を保管し、排卵に向けて成育する卵巣。
精子を迎え入れる子宮とその外側にある腟、精子や受精卵の通り道となる卵管。
卵管の端にある卵管采は卵巣から排卵された卵子を取り込みます(ピックアップ)。
子宮には受精卵が着床して、胎児を育てます。

子宮、卵巣、卵子、卵管、不妊

月経についてもしっかり理解しなくてはなりません。
いわゆる「生理周期」には、卵巣周期と子宮周期の2つがあります。
「卵巣周期」には卵胞期・排卵期・黄体期があり、「子宮周期」には増殖期と分泌期、月経期があります。
この2つの周期をあわせて、私たちは生理周期、もしくは月経周期といいます。

詳しくは下の章で書きます。
一般的には2つの周期は関係性を持って活動していますが、何らかの影響で生理がないけど排卵している、生理があるけど排卵していないということがあります。
妊活中の方にとって基礎体温をつけるのは常識ですが、そもそも基礎体温が何を意味しているのか知っておく必要があります。

月経周期、体質改善、卵巣、卵子、卵管、不妊

女性の月経には低温期と高温期があります。
これがどういった意味を持っているか考えたことはありますか?

なぜ、低温期と高温期が存在するのでしょうか?
その理由はわかりませんが、きっと低温と高温でなくてはならないはずです。
意味のないことは私たちの身体には存在していません。
女性の体温が時期によって差がなくてはならないので、皆さんはそれを阻害してはいけないのです。

低温期は、月経に始まり、排卵直前までの期間を言います。
高温期は、排卵から月経が始まるまでの期間を言います。
妊娠をすると排卵から10か月間もの間、高温期となります。


このリズムを正し、しっかり低温と高温が維持できるように生活を送る必要があります。
こちらも参考にしてください。
月経周期について
低温期と高温期をしっかり把握するためには、基礎体温を測定してみるとよいでしょう。